【ソウル聯合ニュース】韓国と日本両国民が文化交流を深める恒例の「韓日交流おまつり」の事前イベント「2014 We’re Friends~我々は友達だ~」が12日、ソウル・メセナポリスの野外ステージで開催された。
イベントには両国の若きアーティスト計10組が出演した。2回目の韓国公演を披露した日本の女性2人組ユニット・YANAKIKUは韓国語で、「言葉の壁はないと感じました。一つになりましょう」と呼びかけ、観客から歓声が上がった。
韓国出身のアーティストとして2004年に日本でデビューし、人気女性シンガーソングライターに成長したユンナ(26)も出演し、「(両国には)敏感な問題もあると思いますが、人と人のつながりというのを大事にしていきたい」と話した。ユンナは今月10日にミニアルバム「People」をリリースし、4年ぶりに日本での活動を再開した。
会場を訪れた女子高校生(18)は「日本人アーティストのライブを見られる機会があまりないのでとても楽しかった」と喜んだ。
まつりは両国の国交正常化40周年を記念する「韓日友情年」の05年に始まり、今年で10回目を迎える。両国の市民らがボランティアとして多数参加する最大の文化交流イベントとして定着している。今年は14日にソウル・総合展示場COEXで開かれ、日本では27~28日に東京・日比谷公園で行われる。