キム・ギドク監督の映画『1対1』(英題『ONE ON ONE』)が6日に閉幕した第71回ベネチア国際映画祭と併催される「ベニス・デイズ」で作品賞を受賞していたことが分かった。
これは、配給会社ファイン・カットが10日、「『1対1』は第11回ベニス・デイズで作品賞を受賞した」と明らかにしたもの。ベニス・デイズ開幕作に選ばれた『1対1』は、世界各国の観客から高く評価されたとのことだ。
これにより、キム・ギドク監督は第69回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した『嘆きのピエタ』以来、2年ぶりに別部門のベニス・デイズで作品賞を手にしたことになる。キム・ギドク監督は『嘆きのピエタ』、『メビウス』(2013年)、『1対1』と3年連続でベネチア国際映画祭に出席した。