「故国で歌いたかった」 キム・ヨンジャ、涙で会見

「故国で歌いたかった」 キム・ヨンジャ、涙で会見

 日本でも活躍している演歌歌手キム・ヨンジャが14日、離婚について言及した。

 キム・ヨンジャは同日、ソウル市瑞草区のリバーサイド・ホテルで行われた「デビュー40周年全国ツアー記者懇談会」で「2年前、日本で夫と離婚し、独立して自分の事務所を立ち上げ、現在社長としても活動している」と語った。

 「日本で失敗したから韓国に帰国したのか」という意見に対し、キム・ヨンジャは涙を流した。キム・ヨンジャは「釈明できない。申し訳ない。ゼロの状態で韓国に帰ってきた。理由がお金なのかどうか分からないが、故国のファンの前で歌いたかった」と重い口を開いた。さらに、キム・ヨンジャは「誰のせいにもしたくない。遅ればせながら自分の歩むべき道を見いだすことができ、幸いだと思う」と正直に打ち明けた。

 キム・ヨンジャはこの席で、残りの人生について覚悟を語った。キム・ヨンジャは「賢い女性になりたい。これまで世情にうとかった。遅くなったが、今後は自分の人生を自分が考えていかなければならないと思っている」とコメント。また、キム・ヨンジャは「皆さんのそばでたくさん歌を歌うことが、歌手として私がすべきこと。皆さんに愛される歌手になれるよう、一生懸命生きていきたい」と語り、目を引いた。

 なお、キム・ヨンジャは10月11日、光州市の金大中コンベンションセンターでデビュー40周年記念コンサートを開催する。その後はソウル、蔚山などをめぐり全国ツアーに臨む。

「故国で歌いたかった」 キム・ヨンジャ、涙で会見

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