歌手チャン・ユンジョン、パク・ヒョンビンらが所属する芸能事務所イヌ・プロダクションが廃業することになった。
イヌ・プロダクションは11日午後、報道資料を発表し「内部の事情により、やむを得ずエンターテインメント事業を全面的に中断する」とした。
同プロダクションは「これまでともに歩んできたチャン・ユンジョン、パク・ヒョンビン、ホン・ウォンビン、ヤン・ジウォンらはそれぞれ独立し、活動することになった。昨年9月に契約期間が満了したにもかかわらず、所属事務所との義理を重んじ、引き続き活動してきたチャン・ユンジョンは、新たな道を模索するものと見られ、まだ契約期間が残っているパク・ヒョンビンも、事務所を去ることになった」と説明。
2003年11月、チャン・ユンジョンの初テレビ出演のときからともに歩んできたイヌ・プロダクションは、これまでパク・ヒョンビン、ウインクなどトロット(韓国演歌)歌手を育成し、韓国のトロット市場をリードしてきた。しかし、経営難と内部事情により、マネージメントの中断を宣言した。
イヌ・プロダクションは「10年間、最善を尽くしてくれたチャン・ユンジョンに感謝の意を表し、祝福を送りたい。家庭の事情でつらい時期を過ごしたが、最近チャン・ユンジョンの母親から互いに幸せを祈ろうというメッセージを受け取った。われわれは、チャン・ユンジョンとその家族が、これ以上傷つけ合うことがないよう祈っている」とコメント。
また「出産、育児のため活動を休んでいたチャン・ユンジョンは9月末、テレビ番組に出演し、公演も行う予定。今後母親として、妻として、歌手として、一生懸命生きるチャン・ユンジョンに多くの声援と愛情をお願いしたい」とした。