トニー・アン、有罪判決後初めて公の場に

「本当に申し訳ありませんでした」

トニー・アン、有罪判決後初めて公の場に

 男性グループH.O.T出身の歌手トニー・アン(36)=本名:アン・スンホ=が違法賭博をしたとして有罪判決を受けた後、初めて公の場に姿を現した。

 トニー・アンが姿を見せたのは27日夜、ソウル市江南区の映画館「CGV清潭」。かつて人気だったアイドルグループH.O.T、Sechs Kies、g.o.d、NRGのメンバーによるユニットが新曲「WISH(Where Is my Super Hero?)」をステージで披露した際、その直後にステージに上がったもので、注目を集めた。

 トニー・アンは同ユニットのライブが終わったこの日深夜、「マルーン5」と紹介されてサプライズで登場した。

 そして、硬い表情で「こんばんは。トニー・アンです。本当に久しぶりに皆さんにお会いできたように思います。実は何から話したらいいか分からず、本当に悩んで一睡もできませんでした」と語った。

 トニー・アンは「まず、本当に申し訳ありませんでした。ファンの皆さん、メンバーたち、スタッフの皆さんにも申し訳ない思いでいっぱいです。昨年から活動していませんでしたが、きょう楽屋で久しぶりにマイクをいただき、『本当にマイクを握るのは久しぶりだなあ』と思いました」と感慨深げにコメントした。

 さらに「実は今回のサッカー・ワールドカップも見ませんでした。本当に申し訳ありません。機会があればまたお目にかかりたいです」と言って言葉を結んだ。

 トニー・アンは携帯電話を使い、違法賭博業者を通じ数億ウォン(1億ウォン=約1000万円)を賭けたとして有罪判決を受け、芸能活動を自粛していた。

キム・ヨンジン記者
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