お茶の間に帰ってきたハン・ソッキュ&チョ・インソン

お茶の間に帰ってきたハン・ソッキュ&チョ・インソン

 俳優ハン・ソッキュ、チョ・インソン、クォン・サンウらヒットドラマの主演を務めたスターが久しぶりにお茶の間に帰ってきた。彼らは役を通じ、俳優として持っている強みをさらに向上させられる役を演じようと準備しているという点で、期待を高めている。

■ハン・ソッキュ、カリスマ性あふれる演技を予告

 ハン・ソッキュは2011年に放送されたドラマ『根の深い木-世宗(セジョン)大王の誓い-』(SBS)を通じて、人間味にあふれながら威厳のある世宗を完璧に演じ、ドラマをヒットへと導いた。当時、緻密なストーリーやキャストの演技が好評を博す中、ハン・ソッキュは自分ならではのカリスマ性をアピール。視聴率は20%を超え、16年ぶりにSBS演技大賞で大賞を受賞した。

 そんなハン・ソッキュが、『秘密の門-儀軌殺人事件-』(ユン・ソンジュ脚本、キム・ヒョンシク演出)で、英祖役として3年ぶりにドラマに出演する。同ドラマは朝鮮王朝時代、最も強力な王権を確立したが、息子・思悼世子(荘献世子)との間に確執があったことでも知られる英祖の物語を描く。サブタイトルが「儀軌殺人事件」なだけに、英祖と思悼世子が展開する残酷な家族史や政治的な闇などが物語の中心になるとみられる。

 自身が君主だということを立証するため、いつも臣下たちの忠誠心を試していた英祖をハン・ソッキュがどのように再解釈するのか、注目される。ハン・ソッキュは「世宗を表現したように、キャラクターをよく研究し、再解釈した新たな英祖の姿をお見せできるよう努力したい」と意気込みを語っている。

 ハン・ソッキュが出演する『秘密の門』は、『誘惑』の後枠で9月に放送される。

■チョ・インソン、『その冬、風が吹く』の栄光を再び?

 チョ・インソンの魅力は今も健在だ。前作『その冬、風が吹く』では切ないロマンスを届けたが、今回はクールな魅力で女心をわしづかみにする。

 チョ・インソンはドラマ『大丈夫、愛さ』(SBS)=ノ・ヒギョン脚本、キム・ギュテ演出、GEエンターテインメント、CJ E&M制作=で人気推理小説家チャン・ジェヨルを演じる。『その冬、風が吹く』でタッグを組んだキム・ギュテ監督&脚本家ノ・ヒギョンとの再会や、「ラブコメの女王」コン・ヒョジンと繰り広げる初のラブストーリーも期待を高めている。前作『その冬、風が吹く』の人気を再現できるだろうか。

 『大丈夫、愛さ』は、完璧なルックスを持つロマンチックな推理小説家チャン・ジェヨル(チョ・インソン)と、見かけはシックだが実は誰よりも人間的な精神科医チ・ヘス(コン・ヒョジン)が恋に落ちるというロマンチック・コメディー。作品自体の雰囲気がコミカルで自由なことから、チョ・インソンの軽いタッチの演技が見られそうだ。

 制作発表会でチョ・インソンは「劇中の雰囲気がとても自由なので、服も気兼ねなく着替え、脱ぐシーンなどデリケートな部分でさえ、大きな問題なく撮影できた」と語った。また「今回の作品を通じて、自分が持っている実際のイメージもたくさんお見せできると思う」と語った。チョ・インソンは制作発表会の会場で積極的に後輩俳優をサポートするなど、これまで以上に余裕のある振る舞いを見せていた。

 チョ・インソンのイメージチェンジに、女性ファンは再び心を躍らせている。『大丈夫、愛さ』は23日にスタート。

◆チョ・インソン、グラビアギャラリー

ユン・サングン記者
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