イ・ヨンエに1億ウォンもらった台湾人女性は金持ちだった!?

　女優イ・ヨンエに医療費1億ウォン（約1000万円）を払ってもらった台湾人女性が、実際には金持ちだったといううわさが広がり、台湾で騒動になっている。

　この女性は今年2月末、ソウル旅行中にホテルで倒れて早産した。このとき生まれた赤ちゃんには胆道閉鎖症や肝疾患があり、4カ月間の入院を余儀なくされたが、手術費と入院費約1億4000万ウォン（約1400万円）が支払えなかったため、台湾に戻れずにいた。イ・ヨンエはこうした事情を知り、医療費として1億ウォンを寄付した。

　イ・ヨンエは偶然、この台湾人女性の話を聞き、医療費を代わりに支払っただけでなく見舞いに訪れ、女性と赤ちゃんに会ったこともあり、台湾のメディアに報じられ話題になっていた。

　しかし、台湾のインターネットサイトに10日「この女性と夫は高級外車BMWを持っていて、最新のIT機器を使っている」という書き込みと写真が掲載された。

　その後、台湾「NOWnews」にも「イ・ヨンエに1億ウォンもらった女性は実は金持ちだった」という記事が掲載された。これに対し、台湾の一部ネットユーザーたちは「国の恥だ」と怒りを見せている。

　この話が広がると、夫は「BMWは友人の物で、数年前に妻が車の横で写真を撮っただけ。現在は月に1万台湾ドル（約3万4000円）の家賃を払って賃貸暮らしをしている。自分は平凡なサラリーマンで、資産もない」と釈明した。

◆イ・ヨンエ、グラビアギャラリー