パク・シフ、損害賠償請求訴訟で勝訴

パク・シフ、損害賠償請求訴訟で勝訴

 俳優パク・シフがおよそ3億ウォン(約3000万円)の損害賠償請求訴訟で勝訴した。

 ソウル南部地裁は今月4日「原告の請求を全て棄却する。訴訟費用は原告の負担とする」との判決を下した。これにより、パク・シフはおよそ1年間にわたる法廷闘争を終えた。

 なお、これに先立ち韓流コンテンツ会社A社側は、パク・シフに対し「2012年9月にタイで制作費20億ウォン(約2億円)ほどのミュージックドラマ撮影を始めたが、途中で中止となった」とし、およそ3億ウォンを賠償するよう求め、訴訟を起こした。この訴訟についてパク・シフは、両社がきちんと署名した契約書が存在しない点、撮影中止の原因はタイの業者にあることを全ての当事者たちが認めている点、もし契約が結ばれていたとしても、契約書に明示されているギャランティー名目の前払い金が支給されていない点などを理由に、損害賠償の責任はないと主張した。

 なお、パク・シフは初の中国映画主演作『香り』の作業を終え、今夏の公開を控えている。

カン・ミンジョン記者
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