俳優チュ・ジフンがデビュー前、身体的条件のせいで俳優になるのは難しいと言われていたことを打ち明けた。
映画『Good Friends』の公開を控えたチュ・ジフンは6月30日、スターニュースのインタビュー取材で、デビュー前、何度もオーディションを受けていた時代を振り返った。
チュ・ジフンは「オーディションを受けに行くと、『君は左右の目の大きさが違うから俳優にはなれない』とよく言われていた」と告白。また「左右の目の大きさが違うから、身長が高いから、肌が黒いから、俳優にはなれないと言われたし、君は無理だから出ていきなさい言われたこともある」と打ち明けた。
さらにチュ・ジフンは「それが10年前の話。世の中、どう変わるか分からないものだ」と冗談っぽく語った。
チュ・ジフンは2006年、ドラマ『宮~Love in Palace~』(ファン・インレ監督)で主人公イ・シン役を演じ、華やかにデビュー。その後、さまざまなドラマや映画に出演し、俳優として確固たる地位を確立してきた。
チュ・ジフンは「むしろ左右の目の大きさが違うことが、キャスティングの決め手にもなったりした。ドラマ『魔王』にキャスティングされたときは、冷たかった人物が、温かく変化していく様を表現しなければならなかったので、左右の目が違うのが高ポイントだった」と言って笑った。
『Good Friends』は、10代から苦楽を共にしてきた友人3人が思いがけない事件に巻き込まれていく悲劇を描いた作品。チュ・ジフンはストレートで思い切りのいい保険のセールスマン、インチョル役で、チソン、イ・グァンスらと共演した。同作は10日公開。