俳優ヒョンビン(31)が今年9月から仁川で行われるアジア競技大会(以下、アジア大会)のPR大使に任命された。
3日、ソウル市中区内のソウル・プレス・センターで任命式が行われた。キム・ヨンス・アジア大会組織委員長から任命状を受け取ったヒョンビンは「2011年に海兵隊に志願して入隊した時、西海(黄海)最北端の仁川市ペンニョン島で初めての服務を開始した。この時、縁を結んだ仁川市のために何かしたいと思っていたが、このたびアジア大会PR大使として活動できることになり、とても光栄だ。国内はもちろん、海外のファンたちにもアジア大会や開催都市の仁川のことをPRするため最善を尽くす」と語った。
キム組織委員長は任命式で 「ヒョンビンさんは最前線のペンニョン島で海兵隊員として服務し、アジア大会のマスコットになっているアザラシも見たそうだ。アザラシはペンニョン島周辺に生息する天然記念物ということで大会マスコットに決めたが、ヒョンビンさんはそのマスコットと交流しながら1年間過ごした。韓流スター・ヒョンビンさんの模範的なイメージや、アジアでの幅広い人気を通じ、今大会がアジア全域に広く知られるようになってほしい」と期待を見せた。
ヒョンビンは仁川アジア大会のPR大使として、さまざまな活動を展開する予定だ。キム組織委員長は「中国最大のグローバルIT企業であり、電子商取引企業のアリババ・グループと中国国内のチケット販売代行契約を推進している。現地に行く際はヒョンビンさんも同行する予定だ」と明らかにした。