ソウル中央地検強行部(カン・ヘウン部長)は29日、睡眠導入剤(睡眠薬)「ゾルピデム」を服用した疑いで、タレントのエイミー容疑者(32)=本名:イ・ユンジ=を在宅起訴した。不眠症の治療のため用いられるゾルピデムは、長期間服用した場合、幻覚などの副作用が生じる恐れがあるため、医師の処方なしに服用するのは違法だ。
エイミー容疑者は昨年11月から12月にかけ、ソウル西部保護観察所で知り合った男(34)からゾルピデム85錠を4回にわたって受け取り、このうち15錠を服用した疑いが持たれている。
エイミー容疑者は2012年11月、睡眠導入剤としても使われる向精神薬「プロポフォール」を使用したとして懲役8月、執行猶予2年の判決を受け、保護観察所で薬物治療を受けていた最中に、再び薬物に手を染めていたことが分かった。一方、12年にエイミー容疑者を逮捕・起訴した春川地検の元検事(37)は、エイミー容疑者の手術を担当した形成外科医師を脅迫したとして、今月27日に懲役8月、執行猶予2年の判決を受けた。