歌手チャン・ユンジョンの母親が、チャン・ユンジョンの所属事務所を相手取り起こした訴訟で、娘が稼いだ金に対する所有権を主張したが、受け入れられなかった。
ソウル中央地裁は26日、チャン・ユンジョンの母親が貸した金を返してほしいとして、インウプロダクションなどを相手取り起こした訴訟で、原告敗訴の判決を下した。
チャン・ユンジョンの母親は、娘の所属事務所が自身から借金したのにもかかわらず、1銭も返していないと主張したが、所属事務所側は、チャン・ユンジョンの母親から5億4000万ウォン(約5400万円)を受け取り、数日後に全額返済したとしている。
これについて裁判所は「チャン・ユンジョンさんが自分の収入を母親が自由に使えるよう許可したことはないという。チャン・ユンジョンさんの母親が金を管理していたからと言って、所有権があるということではない」と説明。
また「借用書作成当日、チャン・ユンジョンさん名義の口座から5億4000万ウォンが引き出され、チャン・ユンジョンさんも所属事務所に同額を貸し、全額返済されたと陳述している」と指摘。7億ウォン(約7000万円)を貸したとするチャン・ユンジョンの母親の主張を否定したというわけだ。