【取材メモ】暑さ吹き飛ぶ楽しい制作発表会

　1982年に釜山で発生した釜山美文化院放火事件を基にしたドラマ（全40話）はチョン・ギョンホ、ファン・ジョンウム、リュ・スヨン、キム・ジュン、チャ・インピョ、ソ・ヒョリム、チョン・ソミン、シム・ヘジン、チェ・ソングク、チェ・ジナら演技派俳優たちが出演するということで、放送前から話題を集めている。

　2014年下半期の期待作であり、ソウル市陽川区のSBS社屋で16日に制作発表会が行われた週末ドラマ『果てしない愛』。この日は主要キャスト15人のほか、取材陣およそ200人、放送関係者100人余りが集まり、SBSが同作にかける期待が大きいことが分かった。

　こうした熱気の中、制作発表会が始まったが、雰囲気だけが熱かったのではない。およそ300人が閉め切った部屋で発する熱気、照明の熱を受け、フォトタイムに応じた出演者たちも耐え切れず、あぶらとり紙で顔をふき始めた。

　リュ・スヨンが持参したあぶらとり紙で顔をふく様子を見ていたチャ・インピョとチョン・ウンインが1枚ずつもらい、この姿を見ていたチョン・ギョンホも面白がってあぶらとり紙で顔をふき、俳優4人が同じような仕草で顔をふく姿に、会場からは笑い声も。

　さらに、暑さにやられたのか、フォトタイムの順序が分からなくなったソ・ヒョリムがいきなりチャ・インピョ、リュ・スヨンの撮影に加わり、ポーズを取ったかと思えば、劇中上官、部下として登場するチャン・インピョ、リュ・スヨンがウイットに富んだポーズを見せ、蒸し暑さに苦労している人たちに楽しい笑いをもたらした。