ソウル中央地裁のハン・ソンス判事は10日、JYJのユチョンの知人の携帯電話を拾い、保存されていたユチョンの写真、メールなどを流出させると脅し、1億ウォン(約1000万円)を要求した容疑(恐喝)で身柄を拘束、起訴された女に対し、懲役10月を言い渡した。
ハン判事は「被害額が1億ウォンに達し、被害者と合意がなされていない。この犯行で該当する芸能人や所属事務所に多大な被害を与えるなど罪は重い」とした。また「メディアや政界に知り合いがいるように装い、被害者を脅迫した。しかし、該当の内容は流出しておらず、逮捕後に被害額を返還した点などを考慮した」と説明。
この女は今年2月、ソウル市江南区でユチョンの知人とみられる女性の携帯電話を拾った。ロックがかかっていなかった電話を見ていたところ、ユチョンの写真、ユチョンとやり取りしたメールなどを発見。同日午後、ユチョンや所属事務所に電話をかけ、外部に公開しない条件として1億ウォンを要求した。ユチョンのマネージャーは翌日1億ウォンを渡すことを約束し、警察に通報。翌日ユチョンのマネージャーは1億ウォンを女に渡し、これを見ていた警察が現行犯逮捕した。