忙しい人にオススメ、都会の「キャンプ料理専門店」

今、韓国ではキャンプが大ブーム。最近では秋のレジャーシーズンを迎え、とっておきのキャンプスポットを訪れる家族連れやカップルも増えている。だが、高価なツールやグッズを買いそろえたり、時間的な余裕がなかったりしてキャンプに行けないという声も聞く。そんなときはキャンプの醍醐味(だいごみ)が味わえるキャンプ料理専門店がオススメだ。

小石や木でアウトドアのムードを醸し出している店内。アイスボックス、ランタン、タープ、鉄板もキャンプ気分満点の「ロースト&キャンプ」
▲ 小石や木でアウトドアのムードを醸し出している店内。アイスボックス、ランタン、タープ、鉄板もキャンプ気分満点の「ロースト&キャンプ」

 「大都会のキャンプ場」をコンセプトにした焼き肉チェーン店「ロースト&キャンプ」は、キャンプで一番の楽しみであるキャンプ料理が味わえるベストスポットだ。バーベキューやいため物が作りやすい室内用鉄板付きテーブル完備。上にはテント代わりのタープ(日よけ・雨よけの野外用防水シート)が張られているため、キャンプのムード満点だ。

 「ロースト&キャンプ」の代表メニューはバーベキュー。豚バラ肉はキャンプ場のバーベキュー用肉と同じく厚みが2センチもあり、鉄板で焼いても肉がパサパサにならずジューシーだ。キャンプではお好みの食材を自由に焼いて食べられるが、この店は多種多彩な食材がグラム単位で買えるのが魅力的だ。同じ種類の肉を2-3人分ずつ注文する一般的な焼き肉店とは違い、食べたい分だけ好きな肉・ソーセージ・エビなどが選べる。

 「ロースト&キャンプ」の代表メニュー、バーベキュー用肩ロース、バラ肉、ソーセージと「キャンプご飯」
▲ 「ロースト&キャンプ」の代表メニュー、バーベキュー用肩ロース、バラ肉、ソーセージと「キャンプご飯」

 おいしいキャンプ料理はもちろんだが、もう一つのこの店の自慢はインテリアだ。床には小石が敷かれ、所々に木が植えられているため、本当に外にいるようなムードに。バーベキュー用鉄板やアルコール・ソフトドリンクの入ったクーラーボックスもキャンプさながら。柔らかな光の電気ランタンがムード作りに一役買っている。

 「ロースト&キャンプ」が特許出願したタープ・レイン・システムは、自動ローリングシステムにより、まるで雨の日のテントのように水が落ち続けるという演出が可能になった。水はテーブル横の水路に落ちてから自動的に循環、再びタープに沿って流れる仕組みになっている。

 「雨の中のキャンプ」というムードを演出するタープ・レイン・システム
▲ 「雨の中のキャンプ」というムードを演出するタープ・レイン・システム

 同じく特許出願された鉄板付きテーブルは従来の焼き肉店とは違い、換気装置がテーブルの中に取り付けられているため調節しやすく、煙が発生しないので気持ちよく食事が楽しめる。バーベキュー機能とバーナー機能が一体型したダクト・システムだから肉はもちろん、ソーセージ、エビを焼くだけでなく、ラーメンを作ったり鍋物やいため物もおいしくできる。

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