旅客船沈没：ソン・ヘギョら救援物資を提供

　ソン・ヘギョ、カン・ドンウォン、ユ・アインら芸能プロダクションUAA所属の演技者たちが、旅客船「セウォル号」沈没事故を受け、行方不明者の家族たちがいる全羅南道珍島の彭木港に救援物資を送っていたことが分かった。

　UAAの関係者は「俳優たちが18日、救援物資を送った。大げさに知られたくないという俳優や所属事務所の意向により、事務所名義で寄付することになった」と21日語った。

　今回の寄付については、オンライン・コミュニティーを通じ知られるようになった。全国が沈痛な雰囲気に包まれていることから、寄付の事実が知られることについて、所属事務所では慎重な立場を示した。

　UAAの関係者は「俳優たちが、少しでも力になりたいと寄付をした。最初から知らせるつもりでしたことではなく、慎重になっているのは事実」と説明した。

　なおこれに先立ち、16日にセウォル号沈没事故が発生した後、スターたちによる寄付が続いている。米大リーグでプレーする柳賢振（リュ・ヒョンジン）＝ロサンゼルス・ドジャース＝は18日、犠牲者のため1億ウォン（約1000万円）を寄付し、ソン・スンホンも救助活動および遺族の支援のため1億ウォンを提供した。

　オン・ジュワンは19日、救助活動の支援のため韓国救世軍に1000万ウォン（約100万円）を寄付したいという意向を示した。英国の歌手コニー・タルボットも、来韓公演の収益金をセウォル号沈没事故の犠牲者たちのために寄付するという。

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