17年にわたる選手生活に区切りをつけた「フィギュアの女王」キム・ヨナが4日、ソウル市永登浦区のタイムスクエア特設ステージでファン約1000人と対面するファンミーティングを行った。
ソチ冬季五輪を終えて帰国し、体を十分休めたキム・ヨナは、終始笑顔でファンたちと楽しいひとときを過ごした。
この日は特に、司会者の質問やファンの歓声に応じてさまざまな表情がカメラにキャッチされた。
ファンミーティングの司会を務めたフリーアナウンサーのチョン・ヒョンムが「偏った審判の判定で金メダルを逃して無念だったのでは?」と質問すると、キム・ヨナは「全く考えもしなかった」と言いながらも目を大きく見開いて唇を突き出したり、パンが好きなことから付いた「パン・ヨナ」という愛称にはついては「私パン大好きっ子じゃないですよ」と言ってキュートなしかめっ面をしたり…。また、選手生活を締めくくった現在の心境を問われると、万感胸に迫りながらも全てを達観したようなスッキリした顔になり、後輩選手たちがステージに上がると「若く見られたい」と愛らしい笑み浮かべるなど、さまざまな表情を見せた。
ファンと一緒ということでいっそう幸せをかみしめていたキム・ヨナはしばらく休養を取った後、5月に行われるアイスショーに向けて準備を開始するとのことだ。