五輪2連覇を達成した「スピードスケートの女帝」李相花(イ・サンファ、24)=ソウル市庁=の恋人が突然ソチに現れ、声援を送った。
李相花の恋人は延世大学体育教育学科卒の元アイスホッケー選手、イ・サンヨプ中尉(26)だ。10年のユ・ハンチョル杯全国大学大会で最優秀選手に選ばれたこともあるが、大学卒業後はアイスホッケーを離れた。2011年12月に任官し、現在は韓国海軍特殊戦旅団(UDT/SEAL)所属の政訓将校(軍隊で教養・理念教育を行う将校)を務めている。
イ中尉は休暇期間中で、李相花を応援するため、部隊長の承認を得て先週ソチに向かったという。恋人の李相花に精神的な負担になるのではと心配し、12日の500メートルの試合が終わるまでは会いに行かなかった。二人は500メートルの試合が終わってからつかの間の対面を果たしたという。
李相花は11年、自身のブログにイ中尉と一緒に撮った写真を掲載したとき「あなたと一緒にいるということは、私にとってものすごいパワー」と書いて話題になった。このとき、イ中尉もロウソクがともったケーキを前に、李相花と撮影した写真をブログにアップして「相花ファイト」と書いた。そして李相花のことを「My Princess(僕のお姫様)」と表現した。
李相花は昨年の本紙インタビューでもイ中尉の存在を隠さずに告白している。「恋人と一緒にレゴ・ブロックを見に行ったり、組み立てて作ったりしている」と二人ならではのデートについても語った。李相花はキム・ジェヨル大韓スケート競技連盟会長が褒賞金を授与したとき「レゴを買ってほしい」と言ったほどレゴの大ファン。このときは「恋人が留学したら一緒に行きたい」とも話していた。