パブリシティー権:チャン・ドンゴンら35人が敗訴

パブリシティー権:チャン・ドンゴンら35人が敗訴

 人気スター35人がパブリシティー権をめぐる訴訟で敗訴した。

 ソウル中央地裁は9日、チャン・ドンゴン、ソン・ヘギョ、キム・ナムギルをはじめ芸能人35人が、自身の写真を無断で使用したソウル・江南地区の整形外科を相手取り損害賠償を請求した訴訟で、原告敗訴を言い渡した。

 地裁は「わが国の実定法、確立した慣習法のない状況で、独占・排他的財産権であるパブリシティー権を認めるのは難しい。パブリシティー権の成立要件や保護対象、存続期間などを具体的に定める法律的根拠がなければ、同権を認めることはできない」と説明した。

 さらに「もしパブリシティー権が認められたとしても、整形外科の広報のためのカテゴリーではなく、ほかの掲示板に写真が使用された点などから、被告がこれによって収益を得たと見なすのは難しい」とした。

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