【ソウル聯合ニュース】韓国の人気男性グループ、SUPER JUNIORのリーダーを務めるイトゥクさんの父と祖父母が6日に自宅で遺体で発見され、警察が詳しい経緯を調べている。
ソウル・銅雀警察署によると、6日午前9時半ごろ、イトゥクさんの父と祖父母の3人がソウル市内の自宅で亡くなっているのを親戚が発見し、通報した。祖父母は寝室のベッドの上で、父は首をつった状態で死亡していた。警察は3人の死亡時刻を5日午後11時ごろと推定している。自宅からは父が書いたとみられる遺書も見つかった。
遺族らの話によると、貿易業に従事していたイトゥクさんの父は最近うつ病を患っていたという。祖父母は数年前から認知症だった。
警察は、イトゥクさんの父が祖父母を殺害後、自殺した可能性があるとみて詳しい経緯を調べている。
一方、イトゥクさんの所属事務所、SMエンタテインメントは6日に、イトゥクさんの父と祖父母が一緒に乗っていた車が事故に遭ったため3人が死亡したと説明。警察の調査結果と異なる内容を発表し、死亡経緯を意図的に隠そうとしたのではないかとの指摘を受けている。