女優チョン・ドヨンが、ハリウッド大作『ターミネーター』シリーズのオーディションのオファーを受けていたことが分かった。
映画『家に帰る道』の公開を控えたチョン・ドヨンは9日、スターニュースとのインタビューで「ハリウッド進出計画はないのか」との質問に対し「進出するにはどうすればいいのか」と冗談を言い、裏話を打ち明けた。
2007年にイ・チャンドン監督の映画『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭主演女優賞を手にしたチョン・ドヨンは「カンヌで受賞して間もなく、オーディションを受けてみないかとの話があったのだが、それが『ターミネーター』シリーズだった」と語った。
当時、制作の準備段階にあったのが、2009年に公開された『ターミネーター4』。クリスチャン・ベールが主人公を演じた。
チョン・ドヨンは「出演ではなく、オーディションのオファーだったのだが、英語ができないためどうしようもなかった。アクション女優として米国でデビューしたくはなかった」と打ち明けた。
チョン・ドヨンはまた「もしやるならドラマのジャンルがいいが、英語ができないので…。韓国にもいい監督が大勢いらっしゃる。いいシナリオをくださるはず」と言って笑った。
チョン・ドヨンは映画『家に帰る道』で、麻薬運搬犯として逮捕され、刑務所に収監された韓国人主婦を演じる。同作は12日公開。