男性アイドルグループZE:Aのメンバーが違法に落第をまぬがれていた疑惑が浮上しているが、所属事務所がこれを否定した。
ZE:Aが所属するスター帝国は8日「ZE:Aは違法手段を使って出席したことはない」との立場を示した。同事務所はまた「この問題をめぐり、すでに2カ月前、監査院の調査でZE:Aのメンバーは無関係だということが分かった。われわれも監査院の調査を通じ、その事実を知った」と話している。さらに「2010年度の成績については、学則により落第とされた。学校側が学生の同意なしに任意で出席処理を行い、非常に遺憾だ」とコメントした。
監査院は今年6月、7月に韓国国内のサイバー大学19校、大学大学院21校など特殊大学を対象に会計執行・学校運営、教員の採用などを点検し、その結果を7日公開した。あるサイバー大学は2010年に入学した学生4人が2011年度1学期までに受講した39科目で出席基準に満たなかったのにもかかわらず、及第点を与えていたことが分かった。この中にZE:Aのメンバーが含まれていることが報じられ話題に。教育部(省に相当)の「サイバー大学学士便覧」によると、1科目当たり最少4分の3以上出席しなければ合格とならない。