歌手シン・スンフンがコンサートのギャランティー全額を返納することにした。
所属事務所が6日に発表したところによると、ソウル市内のオリンピック公園体操競技場で9日に開催される 「2013THEシン・スンフンSHOW-GREAT WAVE」のため、自身のギャランティー全額を公演制作費に投じた。
公演の企画を手掛けるCJ E&Mコンサート事業部は「通常、コンサートの制作費用はシステムが35%、アーティスト・ギャランティーが30%、貸館料およびマーケティング20%、人件費10%、そのほか運営費5%で構成される。今年シン・スンフンの公演はシステム制作費として65%確保しているというわけだ」と説明した。
また「実際に、舞台から監督たちが自ら一つ一つ手作業で制作、回転木馬を思わせる幻想的な舞台をつくっており、音響もオーケストラやバンドのサウンドがサイドの席まできれいに聞こえるよう、大々的な装置が用いられる」と語った。