俳優リュ・シウォンが監督を務めるレーシングチーム「EXR TEAM106」が表彰台を独占し、韓国モータースポーツ界に新たな歴史を刻んだ。
「EXR TEAM106」は27日、全羅南道・霊岩のコリア・インターナショナル・サーキットで行われた「CJハロービジョン・スーパーレース」GTクラスの最終ラウンドで、リュ・シウォンが優勝カップを手にしたほか、2位と3位も獲得。
一つのチームが1位から3位までを独占するのは今回が初めて。2006年に総合優勝して以来、7年ぶりに優勝カップを手にしたリュ・シウォンは、総合3位でシーズンを締めくくった。
リュ・シウォンはこの日、フェイスブックを通じて優勝の喜びを報告した。リュ・シウォンは「目標通り…。TEAM106が1、2、3位! 個人的には1位、シリーズ総合3位! 韓国のボックスカーで初めて表彰台1、2、3位を独占しましたね。惜しくもチャンピオンは逃したけれど、新しい記録を残したということで、今年を締めくくりたいと思います」とコメントし、TEAM106のチームメートやファンに感謝の気持ちを伝えた。
昨年から妻との離婚訴訟などでつらい日々を送っているリュ・シウォンとしては、レーシングが一つの突破口となっている。