2010年に亡くなったパク・ヨンハさん名義で書類を偽造した疑い(文書偽造)で在宅起訴された元マネージャーに対し、検察が懲役1年、執行猶予2年を求刑した。
ソウル地方裁判所で16日午後に行われた公判で、検察は元マネージャーに上記のとおり求刑。
預金引き出しをめぐり、検事が「200万円だけ引き出して持ち込むことができると家族(故人の母親)に話しておきながら、なぜ全額引き出したのか」と尋ねると、被告人は「全額引き出し可能だと思った」と答えた。
元マネージャーは、日本の銀行が全額引き出しを拒絶、日本のエージェントに支援を要請しに行ったが拒否されたことと関連、銀行の伝票が入った封筒を置いてきてしまった関係で、全額引き出し詐欺の事実があらわになったことについて「詐欺を行う目的だったら、置いてくるはずがない。私が自ら置いて来た」と主張した。
元マネージャーは遺族に対し、内緒で全額を引き出したことについては口を閉ざしている。
窃盗の件については「弔問に訪れた知人たちにお礼として会社のもの(故人のDVD、CD、カメラなど遺品を含む)を持っていった。私たちのものだと思っており、窃盗ではない」と抗弁した。
元マネージャーは最終弁論で「私を信じてくれている現在の会社やアーティストのために、最後まで戦う」と語った。
判決公判は11月15日に行われる。