<インタビュー>T-ARA ミニアルバムで韓国カムバック

【ソウル聯合ニュース】ガールズグループT-ARA(ティアラ)が、新ミニアルバム「AGAIN」で1年ぶりに韓国のステージに戻ってきた。ファヨンの脱退に続き、アルムがソロ活動で抜け、6人での再スタートとなる。

 このほどインタビューに応じたT-ARAは、期待の一方で、メンバーの不和説やネット上での批判など試練を乗り越えてのカムバックに不安をのぞかせた。ウンジョンとキュリは「新人のような気持ち。緊張している」、ヒョミンは「チームワークの大切さを学び、初心に帰ることができた」と語った。

 T-ARAアルバムをリリースするたびに音楽チャートで1位を記録してきた。新譜については「以前のように1位を目標にしなかった。一生懸命な姿を見せたいという思いだけだった」と口をそろえる。それでもタイトル曲の「No.9」は発売当日の10日、一部のチャートで1位を獲得し、別の収録曲も各種チャートで2~3位に入った。「No.9」は切ないメロディーながらビートが効いた、まさにT-ARAらしいダンス曲に仕上がった。

 T-ARAとしてのカムバックは1年ぶりだが、ウンジョンとヒョミン、ジヨンは韓国で、キュリとボラム、ソヨンは日本で、それぞれユニット活動を続けてきた。ウンジョンとソヨンは、日本ではK-POP人気に支えられたと話す。昨年の日本武道館公演の後で不和説が流れ、日本のファンが離れていくことを心配したが、ファンはそばにいてくれ、「感謝するばかり」だ。

 中国進出も計画しており、来月半ばには広州でショーケースを開く。

 今後の目標について問うと、「ファンが今と同じように応援してくれれば」との答えが返ってきた。「立ち止まることはできません。もっと頑張るしか方法はないと思います」(ソヨン)。

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