韓国最高の演技派俳優の一人、キム・ユンシクとドラマ『太陽を抱く月』『ポゴシッタ』で視聴者のハートをキャッチしたヨ・ジングが共演し、話題となっている映画『ファイ:怪物を飲み込んだ子ども』。
今月3日に同映画の制作報告会が行われた。
同映画には、韓国で名の知れた演技派俳優5人が出演している。キム・ユンソク、チョ・ジヌン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュン、チャン・ヒョンソン。
そして、平均年齢40歳の俳優たちの間に、一人だけ若者の姿がある。高校1年生のヨ・ジングだ。
まずは映画のあらすじを見てみよう。
同映画は、怪物のような殺人者集団のメンバーを父親と呼びながら育った子どもが、自分を取り巻く秘密を知り、予測できない結末に向かって進むというストーリー。
葛藤と復讐(ふくしゅう)が入り乱れる感情表現、父親と呼ぶ犯罪者5人との対決でアクションを披露したヨ・ジングは、大人でも難しい感情表現とアクションをどちらも見事にこなし、5人の共演者から可愛がられた。
制作報告会でも、5人の俳優による、ヨ・ジングに対する称賛リレーが続いた。
キム・ユンソクは「ものすごい集中力を要し、密度の濃い現場だった。私とヨ・ジングが地下室で向かい合う場面があったのだが、鳥肌が立つほどだった。私を圧倒していた」と語った。
チョ・ジヌンは「実際にヨ・ジングに会い、愛さざるを得ないと感じた。撮影に入ったころ、ジングが私を『お父さん』と呼んだ。そのときから、ジングに全てを与えてやりたいと思うようになった。おそらく韓国で歴史に残る俳優になるだろう」とコメント。