MBC『スターダイビングショー』、負傷者相次ぎ打ち切り

MBC『スターダイビングショー』、負傷者相次ぎ打ち切り

 先月23日に始まったMBCのバラエティー番組『スター・ダイビングショー・スプラッシュ』が、出演者の相次ぐ負傷によりわずか4回で打ち切られることになった。MBCの関係者が12日に伝えた。13日の放送が最後となる。

 打ち切りの最大の契機となったのは、お笑い芸人イ・ボンウォン(50)の負傷だ。今月4日、京畿道・高陽室内体育館のプールで行われた収録で、イ・ボンウォンは10メートルの高さからプールに飛び込んだ際、水面に顔を強く打ち付けて打撲傷を負い、病院に搬送された。これを受け、MBCは6日の経営陣会議で番組収録の中止を決めた。

 『スター・ダイビングショー・スプラッシュ』はオランダで初めて放送された後、英国やオーストラリア、フランスなど20カ国余りで制作・放送されたスポーツリアリティー番組の韓国版だが、相次ぐ負傷で安全性を指摘する声が出ていた。先月21日の制作発表会では「難易度が高く、けがをして2週間練習ができなかった」(歌手ヤン・ドングン)、「水に飛び込む瞬間に気絶した」(俳優キム・ヨンホ)といった証言が相次いだ。MBCのシン・ジョンス・プロデューサーは「これまでの出演者の負傷は軽いものだったが、イ・ボンウォンさんが目の下を骨折する大けがを負ったため、打ち切りを決めた」と話している。

チョン・サンヒョク記者
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