【ソウル聯合ニュース】韓国人歌手のチョー・ヨンピルが日本でアルバムを発表することが4日、分かった。
韓国音楽業界によると、チョー・ヨンピルは4月に韓国で発表し、ヒットした19枚目のアルバム「Hello」の日本語版を来月に日本でユニバーサルミュージックからリリースする予定だ。既にレコーディングも終えた。レコーディングではサウンドだけでなく日本語の発音にも気を使ったという。
所属事務所のYPCプロダクションは4日、同アルバムについて「レコーディングを終えたのは事実だが、具体的な日程などは日本側と打ち合わせをしなければならない」と説明するにとどめた。
韓国で「Hello」の売り上げが20万枚を突破し、LP盤も発売されるなど若年層と中年層の間で人気を博したことが、日本でのアルバム発表につながった。1980~1990年代に日本で親しまれた「元祖韓流スター」だけに、現地の音楽業界関係者からもアルバムの同名タイトル曲や「Bounce」などの収録曲が好評を得ているという。
アルバム発表後の日本公演開催も計画している。1996年の公演を最後に日本での活動を行っていないが、アルバム発表を機にコンサートを開く計画を関係者らと話し合っている。
韓国では全国ツアーを開催中で、5~6月にソウルをはじめ5都市で公演を行い、約12万の観客を動員した。ツアーは10月まで続く。