【釜山聯合ニュース】10月3~12日に開催される第18回釜山国際映画祭の期間中に開かれる企画マーケット「アジアプロジェクトマーケット(APM)」の新作プロジェクト映画30作品が選定された。同映画祭の組織委員会が19日、明らかにした。
アジアをはじめ世界の劇映画を対象とするAPMは、有望な監督や製作者と投資家、共同製作者の出会いの場として、これまで世界的に注目を集めた話題作を輩出してきた。2011年に釜山プロモーションプラン(PPP)から現在の名称に変わった。2009年にPPPの選定作品として選ばれたポン・ジュノ監督の「雪国列車」(原題)は先月31日に韓国で公開され、作品性が高く評価されている。公開19日目の18日に累計観客動員数800万人を突破し、観客数を伸ばしている。
今年は、世界が注目する監督らの新作プロジェクトが多数含まれたことが最も目を引く。韓国のキム・ジウン監督は日本のアニメ映画「人狼 JIN-ROH」の実写版を製作する。「未熟な犯罪者」で第25回東京国際映画祭コンペティション部門の2冠に輝いたカン・イグァン監督の「オク・テクソン・プロジェクト」(原題)、ヨン・サンホ監督の新作アニメ映画「ソウル駅」(原題)も選定作品に選ばれた。
アジアを代表する監督らの新作も期待を集めている。日本の河瀬直美監督をはじめ、モフセン・マフマルバフ監督(イラン)、ガリン・ヌグロホ監督(インドネシア)、マニ・ハギギ監督(イラン)、ウェイン・ワン監督(香港)の作品も30作品の中に含まれた。