インタビュー:デビュー10年目の東方神起「密度のある歌手に」

▲日産スタジアムで行った公演の模様(提供写真)=(聯合ニュース)
▲ ▲日産スタジアムで行った公演の模様(提供写真)=(聯合ニュース)

【横浜聯合ニュース】「大スターというよりは密度のあるアーティストになりたいです。多くの後輩のお手本になれればと思っています」(ユンホ)。

 「この10年間、単に一生懸命やってきただけでなく、コツコツと努力を積み重ね『東方神起』という道をつくったようで胸がいっぱいです」(チャンミン)。

 韓国の人気グループ、東方神起が17日、横浜市の日産スタジアムでデビュー10年目を迎える感想をこう語った。

 東方神起は2004年のデビューと同時に韓国歌謡界を席巻し、翌年に日本に進出して着々と人気を集め、トップ歌手になった。この日開かれた公演「東方神起 LIVE TOUR 2013~TIME~ FINAL in NISSAN STADIUM」は彼らの成長を証明する場だった。公演では26曲を歌い、東方神起の過去・現在・未来を披露した。

 17、18の両日に動員した観客数は14万4000人。4~6月の5大ドームツアーを合わせれば、85万人のファンを動員したことになる。

 「これまで私が見た中で最も多い方が集まっていました。最高で胸がいっぱいでした。幸せという言葉で簡単に表現できないくらいです」(チャンミン)。

 K-POPブームが起こる前の2005年に進出しただけに、最初は苦労も多かった。2008年1月に「Purple Line」でオリコン週間ランキング1位に浮上し、トップ歌手になるまで、どんなに小さな公演も断ることなく、ステージに立った。

 ユンホは「日本に進出する時に『ひとつひとつ上がっていこう』とチャンミンと話していた。これが現実となった。約束を守った男になったようで、気分がいい」と話す。チャンミンも「小規模の公演場で出発し、今では多くの観客が集まるほど成長したことを感じる」とうなずいた。

 東方神起は25日に大阪、31日に東京で開かれる音楽フェスティバル「a-nation」を通じ、日本での活動を続ける。

 「ステージで観客を魅了したい欲はあります。歌手としてステージでの『うぬぼれ』、ある意味では『プライド』がないと言えばうそでしょう。私たちをより成長させ、一生懸命に努力させる原動力です」(チャンミン)。

 「私は常に『東方神起はこれからが始まり』と話してきました。デビュー10周年も近づいてきましたので、これから東方神起の真価が出るのではないかと謙虚に言ってみます」(ユンホ)。

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