『太王四神記』演出キム・ジョンハク氏に横領容疑

出国禁止、警察の調べに「容疑を否認」

『太王四神記』演出キム・ジョンハク氏に横領容疑

 大ヒットドラマ『砂時計』(1995年)、『太王四神記』(2007年)、話題を呼んだ『シンイ-信義-』(12年)などを手がけた演出家キム・ジョンハク氏が背任・横領・詐欺などの疑いで出国禁止になり、警察に事情を聞かれていることが分かった。

 これはソウル・永登浦警察署の特別捜査チーム関係者が9日午前、スターニュースの取材に「キム・ジョンハク氏は現在、出国禁止状態にある。ドラマ『シンイ-信義-』出演料未払いに関して背任および横領の疑いで事情を聞いているところだ」と明らかにしたもの。

 この関係者は「現時点ではまだ調べを進めなければならない部分があるため捜査が続いている。調べが終わり次第、検察に送致する予定だ。同氏は自身の容疑について全面的に否定している」と述べた。

 キム・ヒソン、イ・ミンホらが出演した昨年のドラマ『シンイ-信義-』は放送中から出演料未払い問題で波紋を呼んでいた。解決のめどが立たなかったことから今年2月にドラマ出演者の所属事務所が制作会社代表を告訴していた。

ユン・サングン記者
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