5月8日午後2時、映画館「ロッテシネマ建大入口」(ソウル市広津区)で映画『ミナ文房具店』のメディア試写会が行われた。
ヒロインを演じた女優チェ・ガンヒは、白のゆるニットに白のミニフレアスカート、ウエスト部分は白のシースルーというチラ見せセクシー系衣装で登場、さらに10センチ以上のハイヒールを履いていた。
女性タレントがハイヒールでステージに上がるときは美脚をカメラに収めるチャンスのため、カメラマンにとって絶対に逃せない瞬間だ。
この日もカメラマンたちはチェ・ガンヒがステージに上がる瞬間を逃さなかったが、シャッターを切っている最中、思わず笑みがこぼれた。ハイヒールを履いている上にステージの段差が大きすぎたため、チェ・ガンヒは思い切り脚を上げてようやく壇上に上がったからだ。
試写会が行われる映画館は舞台が高いため、普通は小さな木の階段が用意されているが、古くなってきしむ音がしたのを心配し、ガードマンが階段を外してしまったのだ。このため、チェ・ガンヒは思わぬ苦労をさせられる羽目になった。
ミニスカートにハイヒールのチェ・ガンヒが上がるには、ステージはあまりにも高すぎた。
試写会前の舞台あいさつで四苦八苦しているチェ・ガンヒの写真がリアルタイムでインターネット上に配信されるや、途端に各ポータルサイトで注目の的になってしまった。
試写会終了後のフォトセッション前、こうした状況が現場に伝えられたのか、チェ・ガンヒが再び舞台に上がるときは両側にガッチリとしたガードマンが待機、しっかりエスコートされて壇上に上がった。ところが、この様子もまたまた笑いを誘ってしまった。
あらゆることがリアルタイムでアップロードされてしまうインターネットの世界では、人気女優に起きたほんの一瞬の出来事さえトピックを提供するネタになってしまう。