イ・ビョンホンは28日午後、ウォーカーヒル・ホテル(ソウル市広津区)のシアターホールで行われたハリウッド映画『REDリターンズ』ショーケースに出演、この作品中に父親と一緒に撮った写真が登場することを打ち明けた。
イ・ビョンホンは「僕の演じる人物は自家用飛行機を持っている設定で、小道具として僕の写真がほいと言われた。1枚は証明写真、もう1枚はすごく小さいころに父と撮った写真がほしいと…。実際に機内でのシーンを撮影した日、父の写真があるのを見て感無量だった」と語った。
父親の写真が映画に出ることでイ・ビョンホンが感動したのには特別な理由があった。子どものころ、父親はいつもイ・ビョンホンに映画の話をしてくれたからだ。
イ・ビョンホンは「父は本当に映画が大好きで、ハマっていた。父の子どものころの夢は俳優だったんじゃないかと思うほど。間接的な形ではあるが、父がついに映画に出演できることになったと言ったところ、監督に父の名前を聞かれた。(クレジットの)『スペシャル・サンクス』に入れてくださると…。うちの父のデビュー作」と説明した。
そして「先日プロモーションのためニューヨークに行ったら、スペシャル・サンクスではなく出演者のところに父の名前を入れたと監督が言っていた。『写真でも出演だ』と言ってくださった。あらためて監督の気持ちに感動した」と感無量の様子だった。
『REDリターンズ』は7月18日公開。アン・イスル記者