人気ドラマに盗作疑惑浮上

視聴率絶好調『君の声が聞こえる』、推理小説をまねた?

人気ドラマに盗作疑惑浮上

 同時間帯視聴率1位を独走しているSBS水木ドラマ『君の声が聞こえる』(パク・ヘリョン脚本、チョ・スウォン演出)に盗作疑惑が降ってわいた。

 これは19日と20日の放送分で国選弁護士が引き受けることになった双子殺人事件が、現職部長判事が書いた短編小説にそっくりと指摘されたものだ。

 出版社「黄金の枝」社は21日「双子殺人事件のエピソードが、2012年に出版された『韓国推理スリラー短編選4』収録の短編『悪魔の証明』(ト・ジンギ著)に似ている」と主張した。作者は現職の蔚山地方裁判所部長判事だ。

 出版社側は「双子殺人事件や監視カメラに顔が写っているのに誰が犯人か特定できない状況など、全般的な内容・構成が同じだ。SBSは原作者を明らかにし、作者に謝罪せよ」と主張している。

 これに対しSBSは「ドラマのエピソードはドキュメンタリー番組『それが知りたい』で放送された『消えた婚約者』編と、1997年に起きた梨泰院殺人事件をモチーフにした。弁護士の諮問を経て2011年に構成したもの」として、盗作の指摘には根拠がないとの見解を示している。

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