韓国文化遺産の広報キャンペーンに、女優イ・ヨンエ(42)が広報大使として、才能寄付(公共の利益のために個人の能力や才能を無償で提供すること)という形で活動する。
イ・ヨンエは18日、雲峴宮(ソウル市鍾路区)で行われた文化遺産を保存するための社会貢献プロジェクト「私の愛、文化遺産キャンペーン」発足式に参加、広報大使に任命された。
今回のキャンペーン参加について、イ・ヨンエは「時代劇に出演してから、文化遺産の大切さや美しさに改めて気づいた。子どもが生まれ、ママとなった今、先祖たちから譲り受けた貴重な遺産のすばらしさを次の世代も十分に感じることができるよう、わたしたちの世代が努力しなければならないと思った」と話した。
同キャンペーンは、失われる危険があるものや、文化的価値が十分に知られていない韓国の文化遺産を市民の推薦を通じて選定し、保存していく事業。イタリアのブランド「グッチ」と文化遺産保護団体の韓国ナショナルトラストが提携し、6月1日から8月15日まで行われる。