沢尻エリカ「命懸けで臨んだ」

沢尻エリカ「命懸けで臨んだ」

 沢尻エリカが17日午後、ソウル市内の映画館「メガボックスCOEX」で行われた映画『へルタースケルター』(蜷川実花監督)の試写会に出席、命懸けでヒロインりりこを演じたと語った。

 沢尻エリカは出演を決意した理由について「4年前に監督に原作漫画を紹介してもらいました。普段は漫画をほとんど読みませんが、この作品にはとても興味を感じて作品に完全にのめり込み、あっという間に読んでしまいました。本当に素晴らしい作品だし、りりこはすごいと思いました。きちんと演じられるか心配でしたが、女優として是非やってみたい役だったので挑戦しました」と語った。

 この作品では大胆なベッドシーンだけでなく、整形手術の副作用に苦しんだり、人気の衰えを恐れ、狂気をにじませる様子を演じたが、撮影中の心境については「映画を見た人は皆さん『あんな演技をしていたら疲れ果ててしまうだろう』と思ったでしょうが、事実、とんでもなく大きなエネルギーが必要でした。自分の中に本当にりりこが生まれそうな気がして…。命懸けで演じ、監督と力を合わせて撮影現場で闘うという姿勢で臨みました」と語った。

 『へルタースケルター』は全身整形でトップスターになったりりこ(沢尻エリカ)が美しさや人気に執着し、整形手術の副作用で心身共にむしばまれていく様子を描いた作品。5月2日公開。

アン・イスル記者
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