相次ぐ芸能人違法賭博、元アイドルも捜査へ

「10億ウォン以上賭けた」キム・ヨンマン、出演番組降板

キム・ヨンマン
▲ キム・ヨンマン

 ソウル中央地検強力(凶悪犯罪)部(パク・ソンジン部長)は、多くの番組で司会を務めている人気タレント、キム・ヨンマン(45)=写真=について違法賭博容疑で捜査していることを21日発表した。検察によると、キム・ヨンマンは2008年から最近まで、違法賭博サイト4-5カ所でマネージャー(43)の口座を通じ10億ウォン(約8600万円)以上賭けた疑いを持たれている。

 キム・ヨンマンは19日に検察に出頭「マネージャーの口座を使って賭博をし、大金を失った」と話したという。検察は昨年初め、電話やインターネットを通じて賭博をする違法賭博業者4-5カ所で、キム・ヨンマンが競馬や英プレミアリーグをはじめとする海外スポーツの結果を当てる賭けをしているという情報を入手、事実確認に努めてきた。

 検察は、違法賭博業者関連口座約40カ所を追跡するうちに、キム・ヨンマンが10億ウォン以上の資金を賭けていたことを把握したという。また、一緒に賭博をした知人が海外に逃亡する際、キム・ヨンマンが逃亡資金を提供したという情報についても事実関係を確認している。このほか、アイドルグループ出身のタレントAや1980年代の人気グループのメンバーBが賭博をしていたという情報もつかんでいるとのことだ。

 違法賭博の疑いで取り調べを受けたと報じられたキム・ヨンマンは、司会を務めている番組を全て降板し、活動を自粛する意向を示した。キム・ヨンマンはこの報道直前までSBS『スター夫婦ショー』、KBS『ビタミン』『トークショー! Do Dream 』、MBC『セクションTV 芸能通信』、JTBC『ドクターの勝負』で司会を務めていた。

韓慶珍(ハン・ギョンジン)記者
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