インタビュー:デビュー10周年のJYJジェジュン 活動に意欲

▲懇談会で質問に答えるジェジュン=16日、上海(聯合ニュース)
▲ ▲懇談会で質問に答えるジェジュン=16日、上海(聯合ニュース)

【上海聯合ニュース】「さまざまな国、分野で活動するのが目標です」――。人気グループJYJのジェジュンがアジアソロツアーの中国公演を控えた16日、上海で記者懇談会を開いた。ジェジュンは1月にソロアルバム「I(アイ)」をリリース。ソウルとタイ・バンコク、上海などを回るツアーを行っている。懇談会ではデビューからの10年を振り返り、「まだやりたいことや目標は多く、時間がない」と意欲を示した。海外での活動計画にも言及した。以下は一問一答。

――日本に続き中国への進出を狙っているのか。

「海外でプロモーションする際は中国でもタイでも『長期的な活動計画はないのか』と尋ねている。日本だけでなく中国やタイでも長期的な現地活動をしたい。まだ中国語の勉強は十分ではないが、ドラマにも出演したい」

――今回のアジアツアーはファンミーティング的なものか。

「アジアツアーの趣旨は私の話を聴いてくれるファンとコミュニケーションする時間を持つということだ。公演とファンミーティングを一緒にすることで中身が薄くなるかもと心配しているが、ソロアルバムの曲を紹介しながら楽しくやりたい」

――ステージでは料理をするコーナーもあると聞いたが。

「料理は得意だ。結婚したら、奥さんは身体一つで来ればいい。親が共稼ぎだったので、家事は基本的にうまい。子どもの頃の夢はコックになることだった」

――ロックに挑戦した初のソロアルバムの出来に満足しているか。

「満足しているが、残念な部分もある。5曲入りのミニアルバムでは望んでいたものをすべて見せられなかった。でも、ロックというジャンルに挑戦し、自作の曲も収録できた。カラーの違う曲を歌えたし、バランスの良いアルバムになった」

――次回のソロアルバムでもロックに挑戦するか。

「またロックに挑戦したい。ロック自体に多様性があるからだ。今回のアルバムでは(韓国のバンドでボーカルを務める)キム・パダ氏と収録作業をしたが、次回はインディーズバンドや日本のバンド「ラルク・アン・シエル」のボーカル、hydeさんと作業したい」

――同じJYJのジュンスもソロアルバムを出したが、ライバル心は。

「ジュンスに勝とうとは全然思わない。私のアジアツアーはフルアルバムを出したジュンスが行ったワールドツアーとは異なる。ジュンスのような苦労はない」

――JYJのメンバーと一緒にいる時と違う点は。

「一人でいて、いいことはない。ドラマやミュージカルなど各メンバーが新たな挑戦をしているが、音楽活動は常に3人で行ってきたので、一人は寂しい」

――芸能生活10年でうれしかったことと残念なことは。

「うれしいことは非常に多い。メンバーが個別の活動に比重を置いているので、会うのが難しく違和感があるが、3人とも『全員いないと駄目だな』と言っている。メンバーの大切さを感じる瞬間が最もうれしい時で、それを忘れる時が残念な時だ」

――来月はJYJの東京ドーム公演がある

「日本語をすっかり忘れてしまったので、勉強中。素敵な演出と曲を懸命に準備している。過去最高の東京ドーム公演になるだろう」

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース