インタビュー:ドラマ「7級公務員」に出演中 2PMチャンソン

インタビュー:ドラマ「7級公務員」に出演中 2PMチャンソン

【ジャカルタ聯合ニュース】「撮影してから30分後に振り返るといつも後悔です。あのせりふを何でああ言ってしまったのかと。満足したことはありません。学んでいく段階です」――。

 現在韓国で放送中のMBCドラマ「7級公務員」で、コン・ドハ役を演じる2PMのチャンソンは役者としての日々をこう語った。

 今年1月に開かれた同ドラマの制作発表会では表情がやや硬かった。完成したアルバムを手にプロモーションを行うグループ活動とは異なり、放送を前に開かれる制作発表会には慣れない様子だった。

 チャンソンは2PMとしての海外での活動と、終盤に差し掛かったドラマの撮影を並行して行うという強行スケジュールをこなした。

 KBS第2の音楽番組「ミュージックバンク・ワールドツアー」に出演するため、インドネシアのジャカルタを訪れたチャンソンがインタビューに応じた。

 「演技はとても難しいです。撮影し始めて最初のころは(せりふを)正確に発音しようとしすぎて逆に不自然になってしまいました」と悩みを打ち明けた。

 相手の俳優の感情に沿って演じることも難しいという。事前にそのシーンのイメージをつかんでおいても現場に入るとせりふの感じが変わっていたりする。

 ドラマの中でチェ・ガンヒ扮するソウォンとのシーンに心残りがあるという。

 「語尾をどうするかで感じが変わるじゃないですか。細かいニュアンスがその人物を説明する完成度の高さを決める気がして後悔します」

 それでも演技は楽しいと思えるのは、チュウォンやチェ・ガンヒなど先輩俳優たちのおかげだ。チェ・ガンヒは難しいシーンのたびにアドバイスをくれる。

 同ドラマは情報機関の国家情報院に勤務する新世代の要員たちの愛と冒険を描いたロマンチックスパイドラマだ。チャンソン扮するドハは、主人公の2人と三角関係になる。主人公の2人がユーモアあふれるキャラクターなのに対し、ドハは原則を重視する完璧主義者だ。

 「私のもともとの性格は主人公2人に近いのですが、ドハは適度に妥協点を探る柔軟なタイプではないので、演じていてちょっともどかしいところがあります」

 三角関係について尋ねると「女性が自分ではないもう1人の男性のことを好きだと知ったら、私はそこから抜けますね。それ以上は好意を表現することはありません」とはにかみながら話した。

 一方、ジャカルタで今月9日に開かれた「ミュージックバンク・ワールドツアー」で2PMは2万3000人余りの観客から熱い声援を浴びた。インドネシアの童謡をアカペラで歌い、現地ファンを喜ばせた。

 「なぜ私たちのことが好きなんだろうと常に不思議に思います。文化も外見も違うので、なぜ共感が生まれるのか気になります。天気も暑い中、こうして応援してくれるのでもっと頑張らなければと思います」

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