チャン・ヒョク&イ・ダヘ、3度目の共演はいかに?

チャン・ヒョク&イ・ダヘ、3度目の共演はいかに?

 アクション大作ドラマ『IRIS-アイリス-2』の主演を務めるチャン・ヒョクとイ・ダヘの格別な縁があらためて話題となっている。

 チャン・ヒョクとイ・ダヘの出会いは、5年前の2008年にさかのぼる。ドラマ『プランダン 不汗党』(SBS)で共演した二人は、女性から金銭をだまし取る詐欺師クォン・オジュン(チャン・ヒョク)、20歳で結婚して娘を出産した後、すぐに夫と死別したが、ポジティブにりりしく生きていく天真らんまんなシングルマザー、チン・ダルレ(イ・ダヘ)を演じ、愛をはぐくんでいく姿を息ぴったりの演技で披露し、視聴者の心を温かくした。

 2度目の共演は『プランダン 不汗党』が終了してから2年後の2010年。ドラマ『チュノ~推奴~』の主人公として先にキャスティングされていたチャン・ヒョクが、監督から相手役の女優を推薦してほしいと言われ、ためらうことなくイ・ダヘの名前を挙げ、再び共演することになった。

 チャン・ヒョクとイ・ダヘは『チュノ~推奴~』で、奴婢オンニョン(イ・ダヘ)と、彼女を愛していたが身分の違いで別れることになり、彼女を探すため推奴師(奴婢を捕まえて報奨金を稼ぐ者)になったイ・テギル(チャン・ヒョク)に扮(ふん)し、切ない恋模様を繰り広げて視聴者から愛された。その結果、毎回自己最高視聴率を更新し、2010年年末に行われた授賞式の大部分の賞を総なめ。最高のドラマといわれ大成功を収めた。

 そして、3度目の共演となった『IRIS-アイリス-2』(以下、『IRIS2』)では、世界に緊張感をもたらし紛争を助長する巨大組織アイリスの実態を暴くため、孤軍奮闘するNSS(国家安全局)最精鋭要員チョン・ユゴン(チャン・ヒョク)とチ・スヨン(イ・ダヘ)に扮(ふん)し、どんな演技を披露するのか、ファンを期待させている。

 『IRIS2』の制作発表会で、チャン・ヒョクは「同じ作品で何度も顔を合わせると、俳優同士のコニュニケーションや撮影経験を通して、深い友情が芽生えると思う。それらがこの作品にとって良い要素となればと思っている」とし、イ・ダヘは「演技について、お互い意見を交換し、コミュニケーションが取れる先輩と共演できてよかった。きのうもおとといも話し合った」と明かし、再び共演する喜びやワクワクする気持ちを表現した。

 男女俳優が続けて同じ作品で共演するということは、演じるに当たってはるかに自然になる上、お互いの演技スタイルをよく知っているため演技への集中度が高まる。結局、視聴者も俳優の自然な演技の流れに、安心感を覚えるというメリットがある。

 一方、俳優というのは誰と共演するにしても、その組み合わせの中で最も適切な演技や雰囲気を出さなければならない。特定の俳優とばかり共演すると、見せられる演技の幅が狭くなり、視聴者からすると、過去の作品がオーバーラップし、見慣れたビジュアルに物足りなさを感じるというデメリットがある。

 このようにメリットとデメリットが明確な状況で、3度目の共演となるチャン・ヒョクとイ・ダヘの演技がどんな相乗効果を発揮し、『IRIS2』をヒットに導けるのか、期待される。

チャン・ヒョク&イ・ダヘ、3度目の共演はいかに?

チャン・ヒョク&イ・ダヘ、3度目の共演はいかに?

チャン・ヒョク&イ・ダヘ、3度目の共演はいかに?

イ・デドク記者
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