『シンイ-信義-』ギャラ未払い問題、法廷へ

制作会社代表訴えられる

『シンイ-信義-』ギャラ未払い問題、法廷へ

 SBSドラマ『シンイ-信義-』の出演料未払い問題は法廷で争われることになった。

 最近、複数の放送関係者が明らかにしたところによると、『シンイ-信義-』の一部出演者たちが所属している芸能事務所と制作に参加したスタッフたちは2月初め、制作会社代表が背任・横領をしたとして告訴状を提出したという。

 告訴したある関係者は今月25日、スターニュースの取材に「実際の制作費に比べ収益が多かったのにも関わらず、出演料やスタッフへの賃金支払いが正常に行われていないため、訴訟を起こすことになった」と語った。

 関係者によると、検察は制作会社「シンイ文化産業専門会社」代表に対し出国禁止命令を出して捜査に入っており、代表はすでに所轄の警察署で一度、聴取を受けたという。

 『シンイ-信義-』については昨年のドラマ放送中から出演者らに対し出演料がきちんと支払われていないといううわさがあったが、ドラマ自体は完結させるため制作上の諸問題を後回しにし、放送を終了している。

 だが、ドラマ終了後に出演料とスタッフ賃金未払い問題が公になり、SBSが解決に乗り出していた。ところが、年が明けてもまだ出演料・賃金を受け取っていない一部出演者・スタッフが今回訴訟を起こしたもので、今後の成り行きが注目される。

チェ・ボラン記者
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