インタビュー:ユン・ウネ、年下俳優との共演に気苦労!?

インタビュー:ユン・ウネ、年下俳優との共演に気苦労!?

 MBCドラマ『ポゴシッタ』(1月17日終了)で幼少期のトラウマを抱えるヒロイン、イ・スヨン役を演じた女優ユン・ウネと会った。

 同ドラマでのユン・ウネは、これまで出演してきたドラマとは少し違って見えた。『宮~Love in Palace~』『コーヒープリンス1号店』などロマンチック・コメディーに登場したユン・ウネの姿はそこにはなかった。『ポゴシッタ』では、毎回泣くシーンが登場するほど激しい感情の起伏を表現した。ドラマ終了後、「ユン・ウネの再発見」という賛辞も相次いだ。

「そういう言葉を聞くと、すごくありがたいです。今回ドラマが始まる前、すごく負担に感じる部分もありましたが、多くの方々が助けてくれました。わたしはもともと、作品のたびに苦しみナーバスになるほうなんです。特に、『ポゴシッタ』は子役が好演したので、すごく不安になりました。わたしはこれまで叱咤(しった)されることが多かったので、それでなくてもすごく不安だったのに、子役からバトンを引き継ぎ、途中から出演するということが初めてだったので、さらに不安が襲ってきました。けなされると思っていましたが、温かい目で見てくださったので、感謝しています」

 ユン・ウネは今回のドラマで、二人の年下男性と共演した。二人から同時に愛される人物として描かれ、世の女性たちから嫉妬(しっと)交じりの目で見られた。演技をしながらプレッシャーを感じていた部分について聞いてみた。

 「実は1年前まで、年下男性を男として感じたことがなかったんです。個人的に年下男性とは会話もうまくできないと思っていたんです。ところが、幸い二人とも大人っぽい一面を持っていました。最初キャスティングされたとき、心を空っぽにして、『あ、ついに年下と演技をするときが来たな』と思い、楽な気持ちで向かおうと思いました。役を演じる上で、親しくなる必要があると思ったので、たくさん話しかけようとしましたが、二人とも積極的ではなく、消極的で慎重なほうでした(笑)。でも、二人とも優しくて、気遣いができるので、年下ですが頼りになる存在でありがたかったです」

 特に、ユン・ウネは9歳年下のユ・スンホと共演することになり、放送前から関心を集めた。そんな中、ユン・スンホとユン・ウネが6年前の授賞式で対面していた写真が話題となり、『二人はお似合いのカップルになれるのか』と心配されたのも事実。実際に、ユン・ウネは記者懇談会で「ユ・スンホとのラブシーンに罪悪感を感じる」と発言し、注目を集めた。しかし、二人は意外にバランスがとれていて、視聴者を魅了する演技を披露した。

 「若い男性は男として見られないと言いましたが、9歳差は本当に若いじゃないですか。だから、初めはどうやってヘリ(ユ・スンホ)との関係を作っていけばいいのか、すごく心配でした。済州島ロケで初めて会ったんですが、スンホもわたしも人見知りするほうなので、わたしがすごく努力をしました。気恥ずかしくあいさつを済ませたあと、車の中で撮影するシーンが多かったので、そこでいろいろな話をしました。彼も小さいころから、演技をしてきたじゃないですか。だから、あれこれ話をしましたね」

 「スンホはイタズラ好きですが、子どもっぽい面はないです。演技をするときは、男という感じでした。軍隊に早く行きたいという話もしていました。誰の助けも借りず、個人的に違う世界のことも味わってみたいという様子でした。(軍隊に行ったら)面会に来てと言われ、『わたしが行ってもいいの?』と聞き返しました。わたしの性格からして、たぶん行けないと思います」

 中学生だった1999年、人気ガールズグループBaby V.O.Xの最年少メンバーとしてデビュー、2006年に女優に転身したユン・ウネ。いつの間にか、女優生活8年目のユン・ウネは時が経つにつれ、演技が楽しくなってきたというより、難しくなってきたと語った。よく分からないころは、何も知らずに挑戦したが、何かを少し分かってきた今は、少し怖さを感じることが多くなってきたという。

 「女優という職業は一人でできるものではなく、愛されなければならない職業じゃないですか。その分、叱咤(しった)も受けなければならないし。すべて愛だと思うので、皆さんがわたしに関心を持ち、広い心で見守ってくだされば、また違う作品に挑戦したいです」

インタビュー:ユン・ウネ、年下俳優との共演に気苦労!?

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キム・ミファ記者
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