イジュン主演『俳優は俳優だ』がクランクアップ

イジュン主演『俳優は俳優だ』がクランクアップ

 キム・ギドク監督がベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞してから初めて制作する映画『俳優は俳優だ』が最近クランクアップし、公開準備に入った。

 同作の投資配給会社NEWは22日、「『俳優は俳優だ』が約2カ月の撮影を終え、19日にクランクアップした」と伝えた。

 同作はキム・ギドクフィルムが制作し、シン・ヨンシク監督がメガホンを取った作品。2009年、映画『ニンジャ・アサシン』で、RAIN(ピ/チョン・ジフン)の子役として俳優デビューしたMBLAQのイ・ジュンが主人公オヨン役を演じた。

 映画は、無名時代を経てトップスターになった俳優が再びどん底に落ちるまでが描かれる。2008年に公開された『映画は映画だ』(チャン・フン監督)と、主人公の職業が同じ映画俳優で、タイトルが似ていることから比較されている。キム・ギドク監督は『映画は映画だ』でも脚本と制作を手掛けている。

 『俳優は俳優だ』で主演を演じたイジュンは「この映画に参加したことも、クランクアップしたということも信じられない。永遠に忘れられない作品になるだろう」と感想を伝えた。同作にはイ・ジュンのほか、ヤン・ドングン、ソ・ヨンヒ、オ・グァンロク、マ・ドンソクら演技派俳優が多数出演した。

チェ・ウニョン記者
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