「チョン・ジヒョンにいい意味で不意打ちを食らった」

「チョン・ジヒョンにいい意味で不意打ちを食らった」

 映画『ベルリン』(1月31日公開)のリュ・スンワン監督が、女優チョン・ジヒョンの演技について語った。

 リュ・スンワン監督は映画公開を控え「編集作業をしながら、映画を見た人たちが“チョン・ジヒョンにこんな一面もあったんだ”という反応を示し、演出家としてうれしかった。最も予想できなかった女優がチョン・ジヒョン。いい意味で不意打ちを食らった。役に深くのめり込んでくれたチョン・ジヒョンに感謝する」と話した。

 同作は、生還することが許されない都市、ドイツ・ベルリンを舞台に、各自の目的のために、互いに標的になった秘密要員4人の生き残りをかけた対決を描く超大型アクションプロジェクト。2010年に『生き残るための3つの取引』で287万人を動員したリュ・スンワン監督の新作で、ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョンら演技力と興行性を兼ね備えたトップ俳優の共演で期待を集めている。

 劇中、チョン・ジヒョンが演じたのは、秘密要員ピョ・ジョンソン(ハ・ジョンウ)の妻であり、ベルリン大使館で通訳官として働くヨン・ジョンヒ役。ドン・ミョンス(リュ・スンボム)により裏切り者として追われ、信じていた夫さえも疑い始めながら、国際的な陰謀の中で、秘密のカギを握る人物として浮上するという役どころだ。

 チョン・ジヒョンは昨年1300万人を動員した『泥棒たち』に続き、今回の映画でも危険なワイヤーアクションをこなした。映画関係者は「チョン・ジヒョンが女性らしさと強靭さが共存するヨン・ジョンヒというキャラクターをみずみずしい演技で表現した。『泥棒たち』に続き、再び観客に強い印象を残すだろう」と話した。

チェ・ウニョン記者
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