ドラマ『美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート』でバンド「眼球浄化」のベース担当、ハジン役を演じていたのがユ・ミンギュだ。これが俳優デビューだが、そのフレッシュさ、スタイルの良さが目を引いた。それもそのはず、ユ・ミンギュは188センチの高身長に小さな顔で8頭身モデルとして活躍してきた。そんな彼が俳優転身について語った。
―俳優になったきっかけは。
「モデルをずっとやっていたのですが、偶然、俳優のイ・ミンギさんの事務所の社長がショーを見ていて、『俳優をやってみてはどうだ』と勧めてくださって、tvNのオーディション番組に出たんです。そこで1位になれば『美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート』に出演できる、というオーディションで、1位になって、出演することになりました」
―最初は俳優になろうと思ってはいなかったのでしょうか。
「もともと、モデルをやりながらも俳優をやりたいという気持ちは強かったです。なので、劇団に入って演技を教わったこともありました。でもそこは、あまり合わなかったので、モデルに戻って…そんなとき、運よくオーディション番組に出られました」
―ベースは実は初めてだったそうですが、苦労したことは。
「演奏をやりながら、自然でかっこよくしよう、とは思ったのですが、体が硬いんですよ(笑)。やっぱり、プロのようには見えなかったかと思います。もう1カ月練習時間があったら…と思いました。ちょっと残念。なにしろ、楽器というものを演奏したことがないので…(笑)」
―お気に入りのシーンは。
「ジヒョク(ソンジュン)が彼女のことなどで悩んでいて、クラブに遊びに行ってけんか騒ぎになって、みんなで乱闘になるというシーンがありましたが、本当にめちゃめちゃ頑張ってけんかしたことを覚えています(笑)」
―特に苦労したことは。
「寒い時期に撮影していたんですが、すごく寒いのに衣装が薄かったので、寒さに耐えるのが一番大変でした。あまりに寒すぎて口が動かなくなったことがたびたびありました。僕だけじゃなくてみんなです」
―メンバーの中でも、ギョンジョン役のキム・ミンソクさんとは、カップルのようないいコンビのシーンが多かったですが、エピソードはありますか。
「最初のころは、二人とも恥ずかしくて、正直、こういうのはちょっと…と首をかしげてたんですが、放送されるとあまりにも反響が良くて(笑)。それに調子に乗って、こういうのをやったら反響がいいのでは、とエスカレートした部分もありましたね」
―ドラマの中ではキム・イェリムに愛を送っていましたが、ご自身の好みのタイプは。
「性格が優しくてかわいい子。外見は小柄でショートの女性がタイプです。年は…関係ないです」
―撮影の合間、皆さんはどんな様子で過ごしてたのでしょうか。
「撮影中は、とにかく寒いので、休憩時間になるとメークルームに入って温まって寝て…という感じでした。でも、みんな仲が良かったので、スケジュールに余裕あるときには、飲みに行ったり、いろんな話をしたりしました。僕とソンジュンは特にお酒が好きなんですよ。強いです! でもソンジュンはシーンが多いので、ミンソクと遊んでいることが多かったかな」