大統領選:ユン・ウネが選挙法違反!?

「投票所でVサイン」写真を釈明

▲写真=ユン・ウネのツイッターより
▲ ▲写真=ユン・ウネのツイッターより

 女優ユン・ウネが第18代大統領選挙の投票所で「Vサイン」をしている写真を撮影、これを公開したことから非難の声が寄せられている。

 ユン・ウネは19日午前8時35分ごろ、自身の短文投稿サイト「ツイッター」に「撮影現場に行く前に投票完了! すごく寒いです。わたしみたいに温かい服装で外に出てくださいね」というツイートと写真を1枚掲載した。

 朝早くから多くの芸能人が投票を行い、その写真が報じられているが、ユン・ウネも投票の権利を行使したということだ。掲載された写真は、投票所内で順番を待っているときに撮影されたもの。

 だが、問題はユン・ウネが指で「Vサイン」をしていることだ。これは、ややもすると記号2番の候補者、つまり野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補を意味すると受け取られかねない。現行の公職選挙法第254条によると、選挙投票締め切り前に特定政党・候補者の選挙ポスターや宣伝施設物などを背景にした写真、特定政党・候補者の記号を指で示す写真を掲載する行為は禁じられている。選挙法に違反した場合は3年以下の懲役または600万ウォン(約47万円)以下の罰金に処せられる。

 ユン・ウネは「選挙法違反では?」という声を受けて写真を削除。想定外の騒動に非常に驚いている様子で「わたしは何の意味もなく癖で…」と釈明した。ユン・ウネは現在、MBCドラマ『ポゴシッタ』に出演している。

チョ・ウヨン記者
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