将来を期待される若手俳優ユ・ミンギュとホン・ジョンヒョンが16日、東京・ラフォーレミュージアム原宿にてプレミアムショーケース「ACTORist」(主催:フラウ・インターナショナル)を開催した。
ユ・ミンギュは『美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート』で「眼球浄化」のベーシスト、ハジンを演じて俳優デビューながら注目された俳優。ホン・ジョンヒョンは『ペク・ドンス』『乱暴なロマンス』などに出演し、現在KBS第2で放送中のドラマ『チョン・ウチ』でも活躍中と人気上昇中の俳優だ。
午後2時にスタートした「ユ・ミンギュ プレミアムショーケース」に、とても緊張した様子で登場したユ・ミンギュ。トークでは、芸能界に入ったきっかけを「最初はモデルとして20歳のとき。学校を辞めて、上の姉に『モデルをやってみたら』と言われて始めたところで、イ・ミンギさんの所属事務所の社長にスカウトされた」と語った。
自身が選んだ『美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート』でのベストシーンを紹介するコーナーでは、1位に最終話でメンバーらが集まって、ハジンのドラマデビューのシーンをテレビで見る、というシーンを選択。「このシーンは、せりふがなかった。全部、みんなで本当の友達同士のようにしゃべっていたもの。監督も、今までの演技の中で一番自然な演技だったと言っていた」とのエピソードを明かすなどし、徐々にリラックス。
そして、現在出演中の演劇『如月ミキちゃん』で披露している「オタ芸」を、恥ずかしそうにしながらも踊って見せる場面もあり、ファンを楽しませた。
午後6時30分からの「ホン・ジョンヒョン プレミアムショーケース」は、ホン・ジョンヒョンが「東京の空」(小田和正)を歌って登場。歌い終わると「本当に、一生懸命、たくさん練習したんですが、間違えました」と照れくさそうに話し、「日本に来れてうれしい。また来たい」と冒頭から次回の話をするなど、冒頭からユニークさを発揮。
トークでは、デビューのきっかけについて「高校生のとき、モデルコレクションに出ることになった。思春期の頃、ルックスに興味を持ち始めて、服も好きなって、モデルという職業を知り、興味を持ったがそのころは小さかったが、高校生で大きくなったので…」と説明。「中学校までは前から5番目ぐらいだった」と明かした。
「自分は男前だと思うか」との○×質問には中間を示し「日によって違う、ある日はイケてると思うし、不細工というときもある。今日は○」とし、「朝起きた時、すごく疲れていたり、前の日飲みすぎて起きたりしたとき、これは誰だろうと思うときも…」と語ったり、「好きな女優・歌手は」との質問には「軍隊に行ったら好きになるのかなと思うが、今はまだ若いので…」と答えるなど、素直で天然なキャラ全開で、ファンにイケメンな素顔の奥にある個性的な魅力を見せた。
ユ・ミンギュ、ホン・ジョンヒョンはそれぞれ、「こんなに来てくださるとは思わなかった。すごくうれしいです。感謝します」と感動を述べるとともに、歌のプレゼント、そして握手会でファンに感謝の気持ちと愛情を率直に示した。そして、ファンもその思いをしっかりと受け止め、感激ひとしおの様子だった。