ソウル市広津区のシェラトン・グランデ・ウォーカーヒルで13日午前、ハリウッド映画『クラウド・アトラス』の記者懇談会が行われた。この席で、同作を手掛けたラナ・ウォシャウスキー監督は「映画『猫をお願い』を見てペ・ドゥナさんを知った。ペ・ドゥナさんが出演した映画はほとんど見た」と語った。
ウォシャウスキー監督は「今回の映画に登場する6人の主人公は人種も性別もさまざまで、時空を行き来する。クローン人間『ソンミ451』役は韓国人がいいと思い、以前から知っていたペ・ドゥナさんに連絡した。最初はインターネット電話サービス『スカイプ』で話し、その後ペ・ドゥナさんがオーディションを受けた。せりふも自分で翻訳した。当時は英語があまり上手ではなかったが、演技は見事だった」と話している。
また、ウォシャウスキー監督は「(ペ・ドゥナは)子どものような純粋さを持つ大人の役を見事に演じた。そして革命まで導く強いキャラクターを見事に消化していた」とし、ペ・ドゥナの演技力を絶賛した。