かつて名子役として人気を博し、今では新世代俳優として存在感を見せ、新たな魅力を発揮しているユ・スンホが2日、東京・日本青年館大ホールにて日本で初めてのファンミーティング「ユ・スンホ Japan First Fan Meeting in TOKYO」を開催した。
ユ・スンホは、ドラマ『ペク・ドンス』で影のある難しい役どころを見事に演じ、今年も『プロポーズ大作戦』『アラン使道伝(サトデン)』『ポゴシッタ』と作品を重ね、「若き演技派」として日本でも多くのファンを抱えている。
会場を埋め尽くしたファンの割れんばかりの拍手と歓声に迎えられ登場したユ・スンホは、恥ずかしそうに顔を隠しながらというユニークな登場。「こんなに大勢のファンの方がいらしてくれて、驚いています。実感がわきません」とあいさつで感動と感謝の気持ちを示した。
ファンのフォトタイムでイベントはスタート。手を振ったり、「愛してる」ポーズなどを送り、ファンとの触れ合いを楽しむと、少しリラックスした様子。その後のトークでは、「もともと、俳優になるつもりはなかった。キッズモデルに母が応募したのがきっかけ」と演技を始めたきっかけを語り、「高2ぐらいで、俳優でいこうと決めた。ちょうど子役を抜け出そうとしていた時期だった。一生、俳優をやるつもり」と明かした。
プライベートに関するトークでは、親しい芸能人は「パク・シネさん。本当のお姉さんのような人」と語ったり、「恋愛対象は第一希望は同い年。高校を出たばかりなので年下は無理かなと…。年上もいいけど3、4歳ぐらいまで」などと19歳らしい率直なトークを繰り広げた。
また、「(『ペク・ドンス』の)ヨ・ウンはこれまでの演技経験があったからできた役」と愛着を示し、「アクション時代劇が好きなので、これからも『ペク・ドンス』のような役をやりたい」と明かした。
そのほか、抽選で選ばれたファンとWiiゲーム対決をしたり、『プロポーズ大作戦』のラブシーンを題材にファンと「演技でデート」をしたり、愛蔵品プレゼントなどでファンを楽しませるなどしたが、最後の「サランハギテムネ」のピアノ弾き語りは全員への素敵なプレゼントとなった。さらに、全員との握手会も行われ、より身近な触れ合いにファンも大満足の様子だった。
なお、ユ・スンホは現在ユチョン、ユン・ウネらとともにドラマ『ポゴシッタ』に出演中。「昨日も夜まで撮影して、明日の朝帰ってまたすぐ撮影」と多忙な中の日本ファンミ開催だったが、日本ファンとのファーストコンタクトはユ・スンホの心の充電にもなったようだ。